「『俺ってスゲェ!』と思える言語を作りたかった」
Ruby作者まつもとゆきひろ氏2万字インタビュー
──ためしに、紙にプログラミング書いてみるとかそういうことはやっていたんじゃないですか?
まつもと「やっていましたね。コード書いたりしていました。Pascal を勉強した時はPascalを使って紙に書いたり……”僕の考えた最強の言語”みたいなものをノートに書いていました(笑)」
──“最強の言語”! どんなのですか?
まつもと「そのノートはどこに行ったかわかんないのですが、Pascalの影響を結構受けていた、ような気がします。結局何がしたかったかというと、ユーザー定義関数とか。当時のBASICだとできないんですね。データ構造も配列と文字列しかありませんし」